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クラウドファンディング

クラウドファンディング班は金融商品取引法(以下金商法)をもとに現段階の法規制の問題点や想定しうる判例を考察していきます。

 

クラウドファンディングとはインターネットを経由して起業やプロジェクトの資金を集めることを指します。2015年の金商法改正によって日本でもクラウドファンディングが可能となり、今後も投資額が増加していく一方、規制が不十分なのが現状です。法規制について学部の垣根を超えてアプローチし、様々な角度で分析しています。

HFT(高頻度取引)

HFT班では、近年発展しつつある分野の一つであるHFT取引について学んでいます。

 

HFTとは、High Frequency Trading(高頻度取引)の略称で、コンピュータのプログラムにより、株の自動売買を行うアルゴリズム取引の一種であり、その中でも特に、極めて短い時間で大量の取引を行うものです。技術の発展に、法整備が追いついておらず、具体的な事例や日本での実例が少ない中で、その問題点や予想される課題、どのような規制が必要かなどについて考えていきます。

 

株取引なので、主に関連する法律は金融商品取引法です。民法などの知識があれば、もちろん役に立ちますが、会社法や金融商品取引法については初学者でも大丈夫です。法律分野に少し自信がなくても、金融や株取引に興味がある方なら、オススメです。また、近年発展していて、議論が活発になるであろう分野なので、学んでおいて損はありません。金融やIT関係への就職を考えているのなら役立つと思います。

​ロボアドバイザー

ロボアドバイザーはコンピュータープログラムで自分に最適な投資信託を診断し、資産運用のアドバイスを受けることができるシステムです。

 

人工知能による客観的なアドバイスを受けられるメリットはありますが、"責任の所在はどこにあるのか"という新たな問題が生じます。この問題を解決するために金融商品取引法の適用が必要となります。

 金融商品取引法は三田設置の科目であり学部に関係なく全員が初めて勉強する内容です。またロボアドバイザーは先進的な内容であり法律以外の知識が要求されることも多くあるので、自身の専攻で培ってきた知識を生かす機会があります。

 フィンテックに関連した法律問題に興味がある人、人工知能による資産運用に興味がある人、将来は金融業界を進路として考えている人にオススメです。

ビットコイン

ビットコインを始めとする仮想通貨。日本では2017年に資金決済法が改正され通貨として認められました。

 

そこで通貨としての機能・投資対象としての機能、2つの側面から問題点について検討をしています。

 

会社法の観点から仮想通貨発行によって資金調達を行うICO(Initial Coin Offering)や様々な業界へのブロックチェーン技術の応用、銀行が発行する仮想通貨や金融商品としての扱いについて研究を進めていきます。

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