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CORPORATE GOVERNANCE  

コーポレートガバナンスコード

コーポレートガバナンスコードというのは金融庁と東京証券取引所によって取りまとめられた規定のことで、CGコードと略されます。

 

国会での立法過程を経た法律ではないため法的拘束力はありませんが、Comply or Explainの原則の下、実質的に上場企業の在り方を規定するものになっています。

 

法律学科のみなさんが今まで学んできた憲法・民法・刑法といった法律とは異なるタイプの法であるCGコードの問題点について会社法・金融商品取引法・商法との関連、相違点を見ながら、スチュワードシップコードなどの他のソフトロー、ROEなどの経営指標と共に研究しています。 

​内部統制システム

 内部統制は主に会社法の観点から「内部統制システム構築における役員の責任」について様々な判例の相違点を見ながら研究をしています。

内部統制システムというのは企業を統治するにあたり必要な法令順守、業務の適正性、危機管理などに対応するための体制のことであり、コーポレートガバナンスの中核をなす部分にあたります。

 金融商品取引法上の観点でも株式の購入などに際しては会社の適切な情報開示が必要となります。どのような制度で会社の運営がなされているのか、どこまでが容認されているのかを判例を通じて考えることができるので公認会計士などの資格を考えている人にもオススメの分野です。

ROE

Return On Equity。株主資本利益率。株主の持ち分である純資産(株主資本)に対する利益の割合を示す指標。

 

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