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医学部男子レース寸評

学部対校フォアは、私たち医学部が一昨年(2016年)のエイトTSUNETOでの勝利をつなげることができなかった昨年のリベンジをかけて臨んだ1,000mでした。


先輩から主将を引き継ぎ、まず掲げた早慶戦での勝利。医学部のなかでも大所帯だとおもっていたのですが、先輩たちが抜け、ふと気づくと男子は8名。この8名で戦っていかなければならないと思うと、怖いとおもうとともにここから新しい時代を作らなければならないと強く感じました。


時間を作るよりも、ある時間を上手く使うことに主眼を置き、先生・コーチにみていただきながら、低レートから作ることといたしました。体調不良や学校のテストなどで途切れてしまうこともありましたが、秋シーズンよりも手応えはありました。しかしながら自分たちが辿り着かなければいけないレベルはまだまだ遠く、自分たちも納得のできぬまま3月が過ぎていました。


ストロークとして、4年生最高学年として、主将として、引っ張ることばかり考えていました。結果は、去年と同様中盤から離されての敗戦。最後にコックスからのコールでレートを上げましたが、追いつけませんでした。


夏・秋とこれから続くシーズンに向け、自分のできることはなにかと考え、支える、をテーマに、主将として漕手として努めています。


自分だけで、よりも5人で息のあったときの方が進むことに、ようやく4年生でやっと気づくことができました。


クルーが漕ぎやすいように、他の人にも頑張ってもらえるように、周りへの気持ちを忘れずに1本1本大切に漕ぐ。この初心に戻り、この夏は医学部端艇部みんなで勝つ、を目指して精進して参ります。


今年も隅田川で漕がせていただき、ありがとうございました。来年こそ、理工漕艇部よりも早く桜橋をくぐり、ゴールいたします。


最後となりましたが、今後とも私たち医学部端艇部への変わらぬご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。


医学部男子主将 小池 久貴(医 4)

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